信号場の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:19 UTC 版)
構内配線は通過可能形のスイッチバックである。分岐器を挟んで新内方に引き上げ線が本線と並行し、落合方に直線の着発線が2本と、停車時間が長い貨物列車などのための留置線が1本ある。本屋は分岐器より着発線側に若干寄った位置の東側に設置されていた。このX字状の配線は国鉄の信号場によく見られる配置で、本線の片方がすぐにトンネルになっているなど、ロケーションも含め、常紋信号場も殆ど同じ構造である。 列車交換または待避を行う場合、落合方からの下り列車は、一旦引き上げ線に入った後、後進で着発線へ入り停車、新内方からの上り列車は、狩勝トンネルを出た直後に直接着発線のどちらかに入るか、停車時間が長い貨物列車などは留置線に入って停車する。出発時は、下り列車はそのまま本線へ入り狩勝トンネルへ、上り列車は一旦後進で引き上げ線に入り、折り返して落合方本線へ向かう。
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