信号場のバリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 20:05 UTC 版)
国鉄においては、貨物扱いのある信号場(赤穂線西浜信号場など)や、「仮乗降場」(実際は営業キロを設定しない臨時駅扱い)を兼ねることで旅客の乗降を扱った信号場も存在した。その多くは、1987年4月1日のJR発足とともに駅に格上げされた。 最初から信号場として設置されてそのまま存続している場所のほか、旅客扱いを開始して信号場から駅に変更されるもの、逆に旅客・貨物扱いを廃止して駅から信号場に変更される例も存在する。前者は和歌山線五位堂信号場(→JR五位堂駅)や東京メトロ東西線下妙典信号所(→妙典駅)などで、この場合は沿線宅地化による地元からの要望によるものが多い。また、後者は石勝線楓駅(→楓信号場)や東海道本線貨物線(梅田貨物線)梅田駅(→梅田信号場)などで、この場合は過疎化の進行により、利用者がほぼ皆無となったことや国鉄末期の貨物縮小(操車場の格下げなど)によるものが多い。 国鉄・JRの信号場はそのほとんどが在来線区間に位置しており、新幹線の信号場は6つのみである。
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