西浜駅とは? わかりやすく解説

西浜駅

(西浜信号場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 16:01 UTC 版)

西浜駅
構内全景(2009年9月)
にしはま
Nisihama
播州赤穂 (2.4 km)
(1.6 km) 天和
所在地 兵庫県赤穂市折方
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 赤穂線
キロ程 12.9 km(相生起点)
電報略号 ニハ
開業年月日 1987年昭和62年)3月31日[1]
備考 貨物専用駅
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西浜駅(にしはまえき)は、兵庫県赤穂市折方にある日本貨物鉄道(JR貨物)赤穂線貨物駅である。赤穂線に属する唯一の貨物駅である。

歴史

駅概要

当駅周辺で赤穂線のルート変更がなされている(旧ルートは現ルートよりも南側だった)。その頃の航空写真から、当駅の開業と同時にルート変更が行われたと思われる。なお、現在の航空写真から、旧ルートの名残は全くない。

本線北側には構内側線が広がっていたが、2007年平成19年)を皮切りにその多くが撤去され、現在は本線と副本線各1線のみが残存している。残りの線路は本線とは接続されておらず、副本線には両方向に出発信号機があるものの、貨物列車が旅客列車を待避する場合のみ使用されるため、線路は錆び付いている。また、非電化であるうえ枕木と枕木の間に木が生えている箇所もあり、使用する場合は線路の整備が必要となる。

駅西側の天和駅付近からは三菱電機の工場へと延びる専用線が分岐しており、工場で製造された変圧器を輸送する際に大物車を使用した特大貨物輸送列車が不定期に運行される[2]

かつては駅北側の住友大阪セメント赤穂工場への専用線も存在したが、1995年(平成7年)3月30日に廃止されている。

駅周辺

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
赤穂線
播州赤穂駅 - 西浜駅 - 天和駅

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、252頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ シキ1000形による変圧器輸送が行なわれる”. railf.jp. 交友社 (2015年7月14日). 2021年9月1日閲覧。

関連項目





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