保護の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 08:49 UTC 版)
1972年8月、網走沖で小型捕鯨船がシャチ(ゼロ(0)号)を捕鯨銛で射て、日本で初捕獲する。シャチは港で数日間過ごしたのち、オホーツク水族館に移送され、3日間の仮飼育が行われる。そして鴨川シーワールドへ緊急移送されたが、捕獲時の銛の傷が重く敗血症で死亡した。 1983年5月20日、羅臼で捕獲されたラッコの保護飼育が行わるが、26日に衰弱死。 1984年5月18日、カモメに襲われたシロフクロウが、紋別沖で漁船に助けられ、水族館に保護される。このシロフクロウは回復を待って放鳥される。 1985年5月9日、網走市内で飛び立てないオオハクチョウ1羽が保護され、水族館において来季まで保護飼育される。 2000年2月26日早朝、初めて網走川にトドが迷い込み、網走市北1東2の民家付近の路上にいるところを発見され、警察が保護し水族館が養生させる。このトドは、水族館の雌トドの「タンポポ」や「リカ」にすぐなついた。保護されたトドは3歳と若く、増えたシャチに追われた可能性もあった。水族館は抗生物質や増強剤を混ぜた餌を食べさせることに成功し、健康を回復している。4月13日に、水族館前の海岸(浜)からのオホーツク海へ放つ。 2001年5月3日、網走市の鱒浦漁港の船揚場で、衰弱したゴマフアザラシの仔(赤ちゃん)が、水族館に保護される。
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