保守論壇の論客
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:11 UTC 版)
『正論』、『諸君!』、『VOICE』、『WiLL』などの保守系オピニオン誌の常連寄稿者である。執筆内容は時事評論が多いが、ルーズベルト・アメリカ合衆国大統領フルーズベルト夫妻(フランクリン・ルーズベルト、エレノア・ルーズベルト)の反日、容共的姿勢や、敗戦後の日本占領統治を主導したGHQ内のニューディーラーの体質、戦後民主主義を批判する歴史に関する論稿も多い。 2007年(平成19年)7月13日には、慰安婦問題に対する旧日本軍による組織的・計画的な強制連行がなかったとする理解に基づき、米国大使館に手渡されたアメリカ合衆国下院121号決議全面撤回を求める抗議書に賛同者として名を連ねた。また、田母神俊雄が航空幕僚長在任中に発表した論文について、その主張を支持した。 情報・諜報研究についても積極的な発言を行い、2002年(平成14年)には門下生を中心とした「情報史研究会」という研究会を設立した。また、冷戦期にソ連の暗号解読を行っていた「ヴェノナ計画」関連資料がクリントン政権期に米国で公開されたことを受けて、マッカーシズムへの再評価を主張している。 日本国史学会発起人の一人。
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