侮蔑語の判決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 08:43 UTC 版)
プロバイダ責任制限法の関連の情報を伝えるプロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会が、2007年2月に策定(2011年9月改訂)した「発信者情報開示関係ガイドライン」の中で、「DQN」がその他の表現と並んで「いずれも侮蔑的な表現を使って原告を誹謗中傷する内容であると認められ、原告の社会的地位を低下させるものであると認められる」(東京地裁平成15年(2003年)9月17日判決、控訴審東京高判平成16年(2004年)1月29日も結論を維持)と判示され、初めて司法の場によって「DQN」が侮蔑語として認められたことが示されている。 この判決により、今後は匿名掲示板において「DQN」の言葉を用いると、書き込んだ者のリモートホストや氏名などの個人情報が開示される危険性があると、ニュースサイトなどのメディアで報道された。
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