使用される範囲とは? わかりやすく解説

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使用される範囲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 07:24 UTC 版)

ファラド」の記事における「使用される範囲」の解説

ほとんどの用途において、ファラド静電容量単位としては大きすぎる電子回路などに受動素子として用いられる一般的なコンデンサ静電容量を示すためには、ピコ(p)やマイクロ(μ)といったSI接頭語をつけた小さな単位がよく用いられる。 1 mF(ミリファラド、10−3ファラド) 1 μF(マイクロファラド、10−6ファラド1 nF(ナノファラド、10−9ファラド) 1 pF(ピコファラド、1012ファラドかつては1Fなどの非常に大きな静電容量を持つ製品存在しなかったが(多くてアルミ電解コンデンサ数万 μF = 数mF)、1990年代には1 Fといった容量を持つ電気二重層コンデンサ使われるようになった電気二重層コンデンサ2010年代には数Fの素子や、用途によっては1 kFといった巨大な容量を持つものも存在するようになった。ただし、このような大容量素子は、電子回路における受動素子としてではなくもっぱら二次電池代用としてバックアップ電源(小は機器内のメモリー内容バックアップから大は無停電電源装置用)や電動フォークリフトハイブリッドカー動力用など電力貯蔵使われている。

※この「使用される範囲」の解説は、「ファラド」の解説の一部です。
「使用される範囲」を含む「ファラド」の記事については、「ファラド」の概要を参照ください。

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