佐賀県文化財
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稲佐神社の楠 - 天然記念物。指定年月日:1965年(昭和40年)7月23日。樹齢600年以上の大楠が2株が指定されている。 鐘楼東側の1株は、根回り26m、目通り幹回り10m、樹高17m、枝張り19m。 社務所東側の1株は、根回り19.2m、目通り幹回り10.5m、枝張り18.9m、樹高は26.5mあり、県内で最も高い楠として知られる。 石造肥前鳥居 - 重要文化財(建造物)。指定年月日:2021年(令和3年)5月11日。天正13年(1585年)の銘があり県内最古の肥前鳥居。 肥前鳥居の特徴である、柱が下部ほど太くなる重厚で安定感のある容姿をもち、笠石と島木が一体化し両端部が流線形になり、笠木、島木、貫が柱に対し薄く上部構造が軽やかな造形となっている。また部材の素材・形状等が原初的な肥前鳥居である。柱は三本継ぎで高さが約3.8m。
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