住民層の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 07:22 UTC 版)
「イーストロサンゼルス」の記事における「住民層の変化」の解説
やがて、ヒスパニック系・ラテン系移民の2世・3世と呼ばれる世代はイーストロサンゼルスを離れ、南カリフォルニアの各地に散らばっていった。こうした動きは第二次世界大戦が終わるとすぐに始まった。これらの世代の住民のうち、社会的地位が上がり、収入が増えた者たちは、オレンジ郡やサンフェルナンドバレーなど中流層の住む郊外の住宅地に移住していった。その一方で、メキシコや中米からの新たな移民はイーストロサンゼルスの低所得者層地域に住みついた。 1970年代以降、ヒスパニック・ラテン系の移民はイーストロサンゼルスのほか、それまでは黒人の多かったコンプトン、リンウッド、ワッツにも移入してくるようになった。一方、これらの都市・地域では、フィリピン系や中国系が移入し、ラテン系が転出するという現象も見られた。
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