伸びる首
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 05:11 UTC 版)
1991年(平成3年)8月に一度頭部が落下したため支柱で固定し修復したが、その後、ある写真家が毎年撮った写真を見たところ、首が伸びていることがわかった。2007年(平成19年)にテレビ番組で紹介され、観光客も増えたが、下諏訪観光協会は「周辺の安全確保」ためとして再修復することとし、2008年(平成20年)3月4日に修復作業が行われ、頭部の下から水や泥、賽銭25円が発見された。首が伸びた原因は、以前の修復時に設けた支柱に水が溜まり、氷になって斜めになり、その繰り返しで頭部が上昇したとされる。修復前に測定したところ、正面で4cm、左右は6~7cm上昇していた。
※この「伸びる首」の解説は、「万治の石仏」の解説の一部です。
「伸びる首」を含む「万治の石仏」の記事については、「万治の石仏」の概要を参照ください。
- 伸びる首のページへのリンク