伝説の3ポイントシュート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/26 13:54 UTC 版)
「ジョン・パクソン」の記事における「伝説の3ポイントシュート」の解説
パクソンの最も有名なプレイは、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズとチャールズ・バークレー率いるフェニックス・サンズが対峙した1993年のNBAファイナルの6戦目であった。ブルズの一員として活躍を続け3勝2敗で王手をかけたが、フェニックスのアメリカ・ウェスト・アリーナ (現:トーキング・スティック・リゾート・アリーナ) で行われたこの試合は、第4クォーター残り時間わずかで96対98の2点差でブルズはリードを許しており、このままでは第7戦にもつれ込むことは確実であった。タイムアウト後、ジョーダンが敵陣にドリブルで入り、スコッティ・ピッペンにパス。ピッペンからのボールを受けたホーレス・グラントがゴール下でディフェンスをひきつけた後にパクソンにパスを送り、ノーマークで3ポイントシュートを放った。この3ポイントシュートが決まり、残り時間3秒で試合を99対98とひっくり返した。その後サンズはタイムアウト後、ケビン・ジョンソンが逆転のレイアップシュートを狙うものの、グラントが後ろからブロックショットを決め試合終了。試合後ピッペンは、「タイムアウトの指示通りにプレーすることができた。パックス (パクソンの愛称) にボールが渡った瞬間、"よし!これは決まった!"と確信したよ」と振り返った。この伏兵の1投で、ブルズは最初の3連覇を決めたのだった。
※この「伝説の3ポイントシュート」の解説は、「ジョン・パクソン」の解説の一部です。
「伝説の3ポイントシュート」を含む「ジョン・パクソン」の記事については、「ジョン・パクソン」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から伝説の3ポイントシュートを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 伝説の3ポイントシュートのページへのリンク