休学とは? わかりやすく解説

きゅう‐がく〔キウ‐〕【休学】

読み方:きゅうがく

[名](スル)学生・生徒在籍のまま学校長期間休むこと。「病気一年間—する」


休学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 06:24 UTC 版)

休学(きゅうがく)は、学校に在籍する児童生徒学生が、病気その他の理由により、校長許可をうけて、ある期間授業を受けない状態である。

なお日本の場合は、学校教育法に基づかない教育施設でも休学の実例はある(競馬学校など)。

小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校の小学部・中学部

小学校中学校義務教育学校、および特別支援学校の小学部・中学部では、比較的短期のものは保護者が診断書等をそえて校長に届け出るだけでよいが、相当長期にわたり、その学年の課程の修了を認めることができない程度にまで至るようであるならば、就学義務の猶予又は免除の手続をとる必要がある(昭和25年8月28日 文部省初等中等教育局長回答)。

高等学校、中等教育学校、特別支援学校の高等部、高等専門学校

高等学校中等教育学校(前期課程・後期課程)、特別支援学校の高等部、および高等専門学校において休学する場合は、学校教育法施行規則(以下「施行規則」)第94条により校長の許可を受ける必要がある[1]。なお、休学が相当長期間(1年間の総出席日数の5分の1から3分の1を越える期間)に及ぶ場合は進級に必要な出席日数が不足し、場合によっては留年することもある。

大学

大学短期大学を含む)における休学は、学長(又は委任を受けた学部長)の許可が必要である[要出典]。一般的に学期単位での休学となる。休学すると、在籍期間としてはカウントされない。したがって、休学した年月分だけ余計に卒業年月が延びることになる。また、休学期間は最長4年までとされており、それを超過すると除籍となる。

学費

休学期間の学費は、国公立大学の多くで全額免除となるが、私立大学においては対応はさまざまである。所定の施設設備費と半額程度の授業料が必要となる大学もある[2]

専修学校

専修学校(高等課程・専門課程・一般課程)における休学については、施行規則第181条により校長が定めることとなっている。

脚注

  1. ^ 高等学校に規定。第113条第1項で中等教育学校に、第135条第5項で特別支援学校の高等部に、第179条で高等専門学校にそれぞれ準用する。
  2. ^ 大学休むのに66万円…?朝日新聞デジタル(2017年1月5日)

関連項目


「休学」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「休学」の関連用語

休学のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



休学のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの休学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS