伊達崎橋とは? わかりやすく解説

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伊達崎橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 02:53 UTC 版)

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伊達崎橋
基本情報
日本
所在地 福島県伊達郡桑折町
交差物件 阿武隈川
用途 道路橋
路線名 福島県道31号浪江国見線
管理者 福島県県北建設事務所保原土木事務所
施工者 オリエンタルコンクリート
竣工 1961年昭和36年)11月
座標 北緯37度50分55.0秒 東経140度33分39.0秒 / 北緯37.848611度 東経140.560833度 / 37.848611; 140.560833 (伊達崎橋)
構造諸元
形式 桁橋
材料 プレストレスト・コンクリート
全長 303.100 m
6.800 m
最大支間長 43.300 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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伊達崎橋(だんざきばし)は、福島県伊達郡桑折町に架かる福島県道31号浪江国見線の橋長303.1 m(メートル)の桁橋

概要

桑折町東部の阿武隈川にかかる福島県道31号浪江国見線福島県道123号保原伊達崎桑折線重複)の橋。1961年(昭和36年)に完成した7径間PC桁橋である。西詰は桑折町伊達崎字上川原、東詰は伊達崎字亥ノ林畑に位置する。西詰で県道31号と県道123号が分岐する。橋は2車線で供用されているが、歩道が整備されておらず、車線の幅員も非常に狭いため、沿線自治体から架替を求める声が出ている[1]

[2]

歴史

当地における架橋は1887年明治20年)に桑折と梁川を結ぶ梁川新道の工事として始まり舟橋が架けられた。1931年(昭和6年)3月に木橋に架け替えられたが、同年の台風被害により中央部が流出した[3]。その後当時の県道桑折梁川線の改良工事として木橋の100 mほど下流に現在のコンクリート橋が架けられた[2]現在でも木橋の橋脚の一部が残存している箇所がある[要出典]

2022年令和4年)3月16日に発生した福島県沖地震のため、車道橋の伸縮装置などが大きく損傷し通行止めとなった[4]。同年4月2日に仮復旧が完了し、大型車を除き通行止めは解除された[5][6]。同年4月8日に国土交通省は伊達崎橋について国による直轄診断を行う方針を示した[7]

隣の橋

(上流) 昭和大橋 - 伊達崎橋 - 徳江大橋 (下流)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ 伊達崎橋架替に向けた要望を行いました。”. 桑折町 (2021年7月28日). 2022年3月23日閲覧。
  2. ^ a b 鐵骨橋梁年鑑 昭和43年版 (PDF)”. 鉄骨橋梁協会・日本橋梁建設協会. pp. 136, 137. 2022年3月23日閲覧。
  3. ^ 伊達崎橋1931-3 - 土木学会付属土木図書館、2015年7月4日閲覧。
  4. ^ “伊達橋、伊達崎橋の復旧困難 福島近郊、往来への影響長期化の恐れ”. 河北新報. (2022年3月18日). https://kahoku.news/articles/20220318khn000007.html 2022年3月23日閲覧。 
  5. ^ “伊達崎橋の通行止め解除について” (PDF) (プレスリリース), 福島県県北建設事務所保原土木事務所, (2022年4月1日), https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/504384.pdf 2022年4月4日閲覧。 
  6. ^ “伊達崎橋(福島県桑折町)の通行止め解除 3月16日の地震で損傷 福島県が仮復旧”. 福島民報. (2022年4月2日). https://www.minpo.jp/news/moredetail/2022040295831 2022年4月3日閲覧。 
  7. ^ “福島県沖を震源とする地震により被災した橋梁の対応について” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省道路局, (2022年4月8日), https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001476675.pdf 2022年4月8日閲覧。 




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