伊豆中央道および修善寺道路について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 06:19 UTC 版)
「伊豆縦貫自動車道」の記事における「伊豆中央道および修善寺道路について」の解説
修善寺道路は伊豆縦貫自動車道の一部として建設されたが、伊豆中央道は伊豆縦貫自動車道の一部として建設されず、一部に平面交差が存在する。2014年(平成26年)2月11日の東駿河湾環状道路の供用開始による交通量増加の対策として、有料区間で唯一の平面信号交差点だった江間交差点の立体化(江間改築事業)と三島方面ハーフインターだった江間ICのフルインターチェンジ化が事業化され、2020年(令和2年)7月に完成した。 なお、大場・函南IC - 修善寺JCT(仮称)間において、伊豆中央道と修善寺道路を経由せずに東駿河湾環状道路と天城北道路を直接繋ぐルート(予定路線)が計画されている(仮称:函南修善寺道路)が、財政面により建設が難しいとされている。 伊豆中央道および修善寺道路の無料化について 当面の間は伊豆中央道と修善寺道路を経由することになるが、2021年(令和3年)現在どちらも有料道路である。 建設当初、料金徴収期限は伊豆中央道は2015年(平成27年)3月31日、修善寺道路は2025年(平成37年)8月24日とされていた。 伊豆中央道は予定通り無料化すると約5億円の未償還金が残ると想定され、返済を完了させるには無料化を1年遅らせる必要があると試算されている。修善寺道路は予定通り無料化すると約19億円の未償還金が残ると想定され、返済を完了させるには無料化を5年遅らせる必要があると試算されている。静岡県では平成30年代半ばの伊豆縦貫自動車道の概成時に有料区間を含まないようにするため、伊豆中央道と修善寺道路の経営を一体化する合併採算制を導入。合併採算後の料金徴収期限は2023年(令和5年)11月12日とされ、その翌日の無料化を予定している。
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