仲立ち会員
「才取会員」のことで、大阪では「仲立ち会員」と呼びます。才取会員は従来、東京・大阪・名古屋の3取引所に置かれ、東京に4社、大阪と名古屋に各1社という構成でした。注文が殺到して混乱した際、売買を中断して「板寄せ」をして売買の調整などを行いますが、その機能が十分に発揮されていたのは、立会場において株式の注文を人手で処理していた時代です。株式の注文をコンピュータで処理するシステムが導入された結果、1997年12月に大阪証券取引所、次いで99年4月には東京証券取引所で立会場が廃止され、才取会員の業務は大幅に縮小しました。99年4月には、大阪の仲立ち会員の仲立証券が自主廃業の申請をしましたが、これは才取会員の厳しい状況を象徴しています。
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