仮需要
一般的には、物価が上昇しそうな時や物資が不足しそうな時に、実際には需要がないにもかかわわらず生じてくる需要を指します。ただし、株式取引における仮需要とは、信用取引によって生じる買い需要を意味します。信用取引では、投資家は証券会社から信用を供与されることにより、実際の手持ち資金以上の買い余力が与えられます。したがって、信用取引によって買われている株式は、仮の需要に支えられていると考えられます。株式取引に占める仮需要の比率が高くなるほど、株式市場は投機性が高まり、株価は乱高下しやすくなります。しかし、全く仮需要がない市場では、逆に流動性が不足し、売買が成立しなくなる恐れが生じてきます。
仮需要(仮需)(かりじゅよう(かりじゅ))
実際に実物を必要とするのではなく、投機を目的とした買い物のことをいい、またそうした買い物を入れることで、「仮需」ともいいます。また、現在需要はないが先を見て手当てをする買い物の意味にも用いられます。反意語:実需、実需筋
「仮需要」の例文・使い方・用例・文例
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