自主廃業
倒産や経営破綻といった場合は、業績の急速な悪化や資金調達難などによって経営の存続が難しくなり、最終的には債務超過というかたちで企業の歴史に幕を下ろす、というケースが一般的です。しかし自主廃業の場合は、企業を取り巻く経営環境の悪化などから、仮に経営を存続させれば、いずれ債務超過に陥る恐れがあるという経営判断に基づいて、たとえ債務超過に陥っていなくとも、経営の存続を中断させるというパターンです。企業の存続に幕を下ろすという意味では両者とも同じですが、前者が第三者から強制的に経営存続の道を断たれるのに対して、後者はあくまでもその企業の自主的な判断によって、経営存続の道を断つという点で違いがあります。1999年以降、証券会社のなかには自主廃業を申請するところが急増しました。
自主廃業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 15:06 UTC 版)
自主廃業(じしゅはいぎょう)とは、法人や個人事業主が自主的に事業を廃すること。事業の財務状況、役員の事情、事業の将来性などを考慮し、自主的に廃業する場合を言う。
- 1 自主廃業とは
- 2 自主廃業の概要
- 3 自主廃業した・する予定の会社の例
「自主廃業」の例文・使い方・用例・文例
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