以前のバージョン (Oracle Database 12c) における特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 00:31 UTC 版)
「Oracle Database」の記事における「以前のバージョン (Oracle Database 12c) における特徴」の解説
行レベルロック ページ単位ではなく処理対象の行のみにロックをかけることにより、待ち時間の発生確率を低減している。また、ロックされた行に対する参照は可能であるため処理待ちが発生しない。 読み取り一貫性 SELECTを発行した時点のデータが読み取れることを保障する機能。更新前のデータが格納されているUNDOセグメント(Oracle8iまではロールバックセグメント:一般的にはトランザクションログ、更新前イメージともいう)を参照することで、排他ロックによるブロックを受けずにデータを読み取ることができる。 堅牢性 REDOログ(更新ログ・ジャーナルログ)のアーカイブとその冗長化、Real Application Clusters (RAC) に代表されるノード分散による運用構成の冗長化や、災害対策のためのデータベース遠隔複製機能(スタンバイデータベース・DataGuard)をもち、ダウンタイムの削減やデータ資産消失を防ぐことが可能である。 移植性 データベースエンジン・コアAPI周りはすべてC言語、各種ツール類はほとんどがC言語またはJavaで記述されており、広いプラットフォームでの移植性を誇る。ユーザの開発する応用プログラムも、C言語、C++、COBOL、JavaまたWindowsではODBC等の規格に対応し移植性は良い。
※この「以前のバージョン (Oracle Database 12c) における特徴」の解説は、「Oracle Database」の解説の一部です。
「以前のバージョン (Oracle Database 12c) における特徴」を含む「Oracle Database」の記事については、「Oracle Database」の概要を参照ください。
- 以前のバージョン における特徴のページへのリンク