京浜電気鉄道デ71形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 08:40 UTC 版)
「湘南電気鉄道デ1形電車」の記事における「京浜電気鉄道デ71形」の解説
1932年(昭和7年)、翌年に控えた京浜・湘南相互乗り入れによる浦賀 - 品川直通に合わせて汽車製造会社東京支店で71 - 82の計11両が製造された、複電圧仕様の2扉セミクロスシート両運転台車。京浜初の鉄道線規格車両である。この車両から京浜電鉄は菱枠パンタグラフを採用した。後述するように、鉄道省の理解が得られず台枠構造が変更されたため、レール面から車体裾までの高さが湘南デ1形より25 mm高くなった。このデ71形は京浜電鉄横浜以東の軌間が1,435 mmに改軌される前に製造され、改軌以前は京浜電鉄横浜 - 日ノ出町間および湘南電鉄日ノ出町 - 黄金町間の京浜電鉄・湘南電鉄連絡線ならびに湘南電鉄日ノ出町以南で使用された。
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