京浜電気鉄道デ101形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 08:40 UTC 版)
「湘南電気鉄道デ1形電車」の記事における「京浜電気鉄道デ101形」の解説
1940年に101 - 108の計8両が汽車製造会社東京支店で製造された。京浜電鉄線内でのみ使用するために設計された3扉ロングシート車である。外寸はデ83形に準じ、東京地下鉄道1000形電車と近似の窓配置・扉配置となったほか、溶接組み立ての使用範囲が拡大され車体からリベットが無くなった。ただし制御装置は従来車が弱め界磁付き自動加速制御器を搭載していたのに対し、本車は京浜の在来車との混用の都合や部品調達難から、旧来のHL式制御器+SMEブレーキ搭載、かつ、600 V単電圧仕様にグレードダウンしたほか、主電動機の定格出力も低下するなど、戦争の影響によると思われるいくつかの仕様変更が実施されている。
※この「京浜電気鉄道デ101形」の解説は、「湘南電気鉄道デ1形電車」の解説の一部です。
「京浜電気鉄道デ101形」を含む「湘南電気鉄道デ1形電車」の記事については、「湘南電気鉄道デ1形電車」の概要を参照ください。
- 京浜電気鉄道デ101形のページへのリンク