二中歴の記述
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『二中歴』の「第十三 博棊歴」には、以下のような将棋の記述がある。 将棊 棊一作騎 玉将八方得自在 金将不行下二目 銀将不行左右下 桂馬前角超一目 香車先方任意行 歩兵一方不他行 入敵三目皆成金 敵玉一将則為勝 (二中歴3 第十一~第十三(尊経閣善本影印集成)ISBN 4-8406-2316-3 P.118 より引用)
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二中歴の記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 15:36 UTC 版)
『二中歴』の「第十三 博棊歴」には、以下のような大将棋の記述がある。 又大将棊十三間云 玉将各住一方中 金将在脇 銀将在金之次 次有銀将 次有銅将 次有鐵将 次有香車 銅将不行四隅 鐵将不行後三方 又横行在王之頂方 行前一歩左右不云多少 又有猛虎在銀之頂 行四角一歩 飛龍在桂馬之上 行四隅超越 奔車在香車之頂 行前後不云多少 注人在中心歩兵之頂 行前後如是 一方如此行方准之 読み下すと以下のようになる。銀将の記述が重複しており、桂馬の記述が抜けている。「玉将各住一方中」から双玉であったと読み取れる一方で、「玉将」と「王」が混在していることから、玉将と王将の区別があったとも取れる。 また、大将棋十三間にいわく、玉将はおのおの一方の中に住(じゅう)し、金将は脇にあり、銀将は金の次にあり。次に銀将あり、次に銅将あり、次に鉄将あり。次に香車あり、銅将は四隅に行かず、鉄将は後ろ三方に行かず。また、横行は王の頂方にあり。前一歩に行き、左右は多少をいわず。また、猛虎あり、銀の頂にあり、四角一歩に行く。飛龍は桂馬の上にあり、四隅に行き超越す。奔車は香車の頂にあり、前後に行くこと多少をいわず。注人は中心歩兵の頂にあり、前後に行くこと是のごとし。一方此のごとく行方是に準ぜよ。
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