主な特徴的障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/06 04:34 UTC 版)
「ThinkPad 570」の記事における「主な特徴的障害」の解説
このモデルは薄さを追求したため、液晶部分のトラブルが最も多く、次にウルトラベース、HDDの順に多い。 液晶部分のトラブルの代表例として、画面が白くなる障害がある。これは、液晶ケーブルのLCD側に装着するコネクター部分が弱く、また ケーブルの長さに十分なゆとりがなかったため、LCD開閉の繰り返しで断線が発生してしまうためと思われる。 主に初期のモデルに多く出ていたため、リコール対象にもなった。240シリーズも同様の障害が出ていたが、570Eについてはあまり出ていないようである。(240シリーズの原因も同じである) ウルトラベースの場合は「電源が入らない」「接続エラーが出る」など。この場合は丸ごと交換しなければならなかった。 ちなみに、2000年以降のモデルではこの問題は発生していない模様である。 HDDのトラブルについては異音が最も多く報告されている。当時はまだ流体軸受式HDD(軸受けにグリスが詰っているHDD)ではなかったため、長く使っているとベアリングの軸が磨耗してしまい、異音が発生するというものである。現行のHDDになったのは、3年後の2001年後半に入ってからである。
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