主な弦楽五重奏曲
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ヴィオラが2本の曲では、モーツァルトとブラームスが名高い。ブルックナーのヘ長調もしばしば演奏される。チェロが2本の曲では、シューベルトが名高い。 ボッケリーニヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2の編成で、110曲の弦楽五重奏曲が知られている。ボッケリーニは自身が優れたチェロ奏者であった。 ホ長調 G. 275の第3楽章は「ボッケリーニのメヌエット」として知られる。 ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1の編成でも、12曲を残している。 ミヒャエル・ハイドント長調(1773年) 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕 ハ長調 op.88(1773年) 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕ミヒャエル・ハイドンには、全部で6曲の五重奏曲がある。上記はそのうちよく演奏されるもの。 モーツァルト 〔全てヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕第1番変ロ長調 K.174 第2番ハ短調 K.406 (516b) (管楽セレナードK.388 (384b) の編曲) 第3番ハ長調 K.515 第4番ト短調 K.516 第5番ニ長調 K.593 第6番変ホ長調K.614短調の曲が少ないモーツァルトには珍しく、2曲の短調作品を含んでいることが特筆される。 ベートーヴェン 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕弦楽五重奏曲 (ベートーヴェン) シューベルト弦楽五重奏曲ハ長調 D.956 (op.163) 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2〕 メンデルスゾーン 〔全てヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕弦楽五重奏曲 第1番 イ長調 Op.18 弦楽五重奏曲 第2番 変ロ長調 Op.87 ブラームス 〔全てヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕第1番ヘ長調 op.88 第2番ト長調 op.111 ドヴォルザーク第1番イ短調 op.1 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕 第2番ト長調 op.77 〔ヴァイオリン2本、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1〕 第3番変ホ長調 op.97 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕 ブルックナー 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕弦楽五重奏曲ヘ長調 間奏曲 ニ短調 (上記ヘ長調の第2楽章として一旦作曲されたもの。詳しくは弦楽五重奏曲 (ブルックナー) の項を参照) ヴォーン・ウィリアムズ 〔ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1〕幻想五重奏曲 典拠管理 GND: 4183631-5 LCCN: sh85129057
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