主な対戦馬、及び関連性の高い馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 04:05 UTC 版)
「セントサイモン」の記事における「主な対戦馬、及び関連性の高い馬」の解説
フルメン(Fulmen) - ポートランド公がセントサイモンを購入するきっかけを作った馬。セントサイモンと同じガロピン産駒で、バッチャーニ公死亡の際には同じセリに出され5000ギニーという極めて高い値段が付いた。競走馬としては期待に応えられなかったが後ドイツで種牡馬として成功する。ドイツチャンピオンサイアー3回。 ハーヴェスター - セントサイモンと同期のエプソムダービー勝ち馬。ダービーはセントガティアン(St. Gatien) と史上唯一の同着。一時マシュー・ドーソンの元で調教を受けていた。2歳時のトライアルレースではセントサイモン相手に大敗。のちハンガリーで種牡馬となる。 ビジイボディ - セントサイモンと同期の二冠牝馬(1000ギニー、オークス)。ミドルパークステークスにも勝ち2歳チャンピオンにもなっている。一時マシュー・ドーソンの元で調教を受けていた。2歳時のトライアルレースではセントサイモン相手に大敗。 デュークオブリッチモンド - セントサイモンと同期。リッチモンドステークス等。ウェストミンスター公の持ち馬で2歳時にセントサイモンとマッチレースを行う。結果屈辱的な敗戦にウエストミンスター公は失望し、去勢されてしまった。 トリスタン - 3世代上の一流馬。1883年のアスコットゴールドカップ、ドーヴィル大賞典3連覇等29勝。セントサイモン相手に2度大敗するも同年のチャンピオンステークスとハードウィックスステークスは3連覇を果たしている。産駒にチョーサーの母カンタベリーピルグリム等。後フランス、ハンガリーで種牡馬となる。 オシアン - 1883年のセントレジャーステークス、サセックスステークス、グレートヨークシャーステークス等。グッドウッドカップでセントサイモンに大敗。 アンジェリカ - セントサイモンの姉で兄弟唯一の著名馬。競走馬としては未出走だったがオーモンドとの間に残したオーム (Orme) が種牡馬として成功し、グランデールとの間に残したディングルは牝系を伸ばした。スターロツチ一族の母系祖先に当る。 セントガティアン - 同世代の強豪。ダービーはハーヴェスターの同着、アスコットゴールドカップなどにも勝ち全18戦15勝。セントサイモンとは未対戦に終わった。
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