主な修練の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 06:10 UTC 版)
「ニュー・カダンパ・トラディション」の記事における「主な修練の内容」の解説
NKT-IKBUは顕教(スートラ)の教えと密教(タントラ)の教えを主な修練として、ラムリム(菩提道次第論)を柱としており、伝統的なラムリムの主題である「人間の可能性に気づく」「死と無常」「カルマ(業と因果)」「輪廻世界は概して厭うべきものである」「帰依をする」「自他を平等にして入れ替える」「生きとし生きるものへの慈悲」「菩提心」「空の理解」「上師(ラマ)を正しく信頼し、よりどころにする」など、少士、中士、大士の修練からなる21種類の瞑想を中心としている。ヘールカ〔憤怒尊〕、ヴァジュラヨーギニー〔金剛喩伽女〕(ダーキニー〔空行母〕)の無上瑜伽タントラの灌頂が2年に一度行われている。 ツォンカパとドルジェ・シュクデンの修練は日々行われているが、これらの修練だけでなく、虚空蔵菩薩、憤怒尊、金剛喩伽女、多羅菩薩、文殊菩薩、阿弥陀如来などの儀式も定期的に行われており、これらはすべて、ゲシェ・ケルサン・ギャツォ監修の下で英訳されたサーダナ〔成就法〕を使用して行われている。
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