中堅以上の作家への賞・功労賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 20:56 UTC 版)
「文学賞」の記事における「中堅以上の作家への賞・功労賞」の解説
中堅以上の作家やその作品に対して授与される文学賞として、野間文芸賞、読売文学賞、日本藝術院賞(第二部・文芸)、谷崎潤一郎賞、毎日出版文化賞(文学・芸術部門)、新潮社文学賞及びその後身の日本文学大賞(1987年終了)、女性作家に与えられる女流文学者賞及びその後身の女流文学賞(2000年終了)、短篇小説に与えられる川端康成文学賞(2018年を以て休止するも2021年に再開)、大衆小説に与えられる吉川英治文学賞などがある。菊池寛賞は設定当初は年配作家に与えられる功労賞だったが、戦後復活した際に文芸以外の個人・団体へも対象が広がった。また、芸術選奨文部科学大臣賞や毎日芸術賞は文学に限らず芸術各分野の人物に与えられる賞である。これらの主要な文学賞の場合、単一の作品のみならず作家としての総合的な筆力も選考にあたっての評価対象となるため、受賞実績を積み重ねてゆくことで文壇における地位が確立され、やがて大家として認められるようになる。 ジャンル別では推理小説では日本推理作家協会賞や本格ミステリ大賞、日本ミステリー文学大賞、SFでは星雲賞や日本SF大賞などがあり、その他にも数多くの分野ごとに最高峰とされる賞が存在する。
※この「中堅以上の作家への賞・功労賞」の解説は、「文学賞」の解説の一部です。
「中堅以上の作家への賞・功労賞」を含む「文学賞」の記事については、「文学賞」の概要を参照ください。
- 中堅以上の作家への賞功労賞のページへのリンク