中国側の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 05:01 UTC 版)
5月30日、中国外務省の劉為民報道局参事官は定例記者会見で、当該一等書記官について「李春光」と氏名を明らかにした上で、「彼が諜報活動に従事していたとする関連の報道は、全く根拠がない」と改めて否定した。事件発覚後、中国外務省が公式見解を示したのはこれが初めてであった。 同じく5月30日、中国駐日大使館の楊宇参事官は、定例記者会見で、当該一等書記官について、下記のようにコメントした。 中国の情報機関「人民解放軍総参謀部」に所属していたとのことだが、との質問に対し、「私が知る限り、彼にそのような履歴はない」。 警視庁公安部の出頭要請直後の5月23日に帰国したのはなぜか、との質問に対し、「任期満了のため」。 外交官の身分を隠して不正に入手したとされる外国人登録証を使って日本で銀行口座を開設し、都内の健康食品販売会社から顧問料を受け取っていたとされるが、との質問に対し、「中国の外交官には行為に厳しい制限がある。調査して確認したい」。
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