中世フリギア旋法とは? わかりやすく解説

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中世フリギア旋法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 17:09 UTC 版)

フリギア旋法」の記事における「中世フリギア旋法」の解説

初期カトリック教会8つ旋法発展させ、それに中世音楽学者古代ギリシアの「ハルモニアイ harmoniai」に使われた名前を引いてフリギアの名を8つ教会旋法第3番目に与えた。これはE上の正格旋法で、 Eからオクターブ上のEに展開し、Bで分割される、つまり半音-全音-全音-全音ペンタコルド始まり半音-全音-全音テトラコルドが続く (Powers 2001)。 E F G A B + B C D E この旋法音域 en:Ambitus (music)は、一音低いDまで広がる六度であるCは第三詩篇朗誦朗唱音に対応し、ほとんどの理論家によって終止音に次いで主要な音とみなされた。しかし15世紀理論家ヨハネス・ティンクトリス (Johannes Tinctoris) は4度のAがそれに当たると主張した (Powers 2001)。 2つテトラコルド並べ音階の下に1つの音を置けば、 ヒポフリギア旋法英語版) (字義通りには「フリギアの下」)を作ることができる。 G | A B C D | (D) E F G

※この「中世フリギア旋法」の解説は、「フリギア旋法」の解説の一部です。
「中世フリギア旋法」を含む「フリギア旋法」の記事については、「フリギア旋法」の概要を参照ください。

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