世界都市ジュネーヴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/22 23:16 UTC 版)
19世紀にはその中立的な立場から多くの移民を受け入れ、また1864年にはアンリ・デュナンの主導で赤十字国際委員会が発足、ジュネーヴで最初の国際機関となる。 第一次世界大戦後、ジュネーヴに国際連盟本部が置かれ、以後、世界でも有数の国際機関の集約地となった。現在は上述の赤十字国際委員会、国際連合ヨーロッパ本部をはじめ、国際連合人権高等弁務官事務所、国際連合人権委員会、国際連合難民高等弁務官事務所、国際連合エイズ合同計画、国際連合人道問題調整事務所、国際連合貿易開発会議、国際電気通信連合、国際労働機関、世界気象機関、世界保健機関などの本部が置かれる。 このような背景から、人口50万人ばかりの小さな州であるが、日本も在ジュネーブ領事事務所(旧・在ジュネーブ日本国総領事館)のほか在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部を置いている。
※この「世界都市ジュネーヴ」の解説は、「ジュネーヴ州」の解説の一部です。
「世界都市ジュネーヴ」を含む「ジュネーヴ州」の記事については、「ジュネーヴ州」の概要を参照ください。
- 世界都市ジュネーヴのページへのリンク