世界の熱帯淡水魚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:15 UTC 版)
1978年の開館時から山の水族館は、温泉水で熱帯魚を展示する日本唯一の水族館であり、「新熱帯区の川」(アマゾン川が主)という展示があったり、東南アジアや、アフリカの熱帯魚を飼育していたりする。水族館は、地元の温泉水で飼育すると魚が早く成長し、大きな個体になることから、この温泉水を「魔法の温泉水」と表現している。ピラルクーが通常の2-3倍の速さで育ったという報道もある。館のバックヤードは、ビニールハウスのため、水中に日光が差し込み、魚は日光浴しながら過ごせる。「日光浴で色がくっきりしてきれい」になると、館は説明した。 「水族館の温泉水 (魔法の温泉水)」も参照 ピラルクーやレッドテールキャット、タイガーショベル、コロソマ、ガーがいる水槽は、この水族館で2番めに大きな水槽で、幅5m×奥行き3m×高さ1.5mである。世界の熱帯魚エリアは温泉水をタンクで運び込んで、加温と循環ろ過方式で運営している。熱帯魚のエリアでかけ流し方式とならなかったのは、加温の熱エネルギーの無駄を避けるためである。2012年12月、北海道電力による計画停電への懸念から水族館は、停電で水温が下がって熱帯魚が全滅しないように、非常用発電機の導入することを決めた。
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