世界の工場
せかい‐の‐こうじょう〔‐コウヂヤウ〕【世界の工場】
世界の工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/05 20:05 UTC 版)
世界の工場(せかいのこうじょう)とは世界中から原材料を輸入し、その原材料を元として世界中を輸出の対象として製品を製造しているような大規模な工業国のことを言う。
概要
この言葉は元々ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズによって提唱された言葉であり、19世紀のイギリスは産業革命によってこのような国家へと発展したことからこう呼ばれていた[1]。20世紀になってからはイギリスが衰退し変わってアメリカと日本が、21世紀になってからは中国が世界の工場と呼ばれている[1]。
また、世界的優位に立ったイギリスの全盛期そのものを指すとする辞典もある[2]。
脚注
- ^ a b “kotobank.jp 世界の工場”. 2014年5月27日閲覧。
- ^ 金森久雄ら 2002, p. 717.
参考文献
- 金森久雄ら 『有斐閣経済辞典(第4版)』有斐閣、2002年。ISBN 464100207X。
関連項目
外部リンク
- 世界の工場 とは - コトバンク(日本語)
「世界の工場」の例文・使い方・用例・文例
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