不正コピー防止ソフト問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 16:12 UTC 版)
「DEAD SPACE」の記事における「不正コピー防止ソフト問題」の解説
エレクトロニック・アーツではWindows PC向けゲームに対し、ソニーが開発した不正コピー防止ソフト「SecuROM」を採用しており、本作のPC版にもこのソフトウェアが含まれている。 ゲーム本体をインストールした際には「SecuROM」も秘密裏にインストールされ、ユーザーから見えない形で常に動作している。インターネット経由で認証を行い、3回ないし5回以上のゲームのインストールを拒否する。 ゲームをプレイしていない時にもバックグラウンドで稼動し、PCの処理能力が低下する、iPodやUSBメモリなどの周辺機器が使用不能になる、などの不具合を引き起こす事態が指摘されている。また「SecuROM」はゲーム本体をPCから削除した後も常駐し続け、通常の手順で削除はおろか、Windows自体をクリーンインストールしても完全な削除は不可能である。 アメリカのカリフォルニア州では、「SecuROM」の組み込まれたゲームを購入したユーザーが、「SecuROM」をPCから削除できずに不利益を被ったとして、エレクトロニック・アーツに対して集団訴訟を起こしている。 エレクトロニック・アーツは「SecuROM」に関連した対応として、「SecuROM」がPCへのインストールを認証する回数をリセットし、再インストールを可能とするツール「EA De-Authorization Tools」をリリースした。
※この「不正コピー防止ソフト問題」の解説は、「DEAD SPACE」の解説の一部です。
「不正コピー防止ソフト問題」を含む「DEAD SPACE」の記事については、「DEAD SPACE」の概要を参照ください。
- 不正コピー防止ソフト問題のページへのリンク