不審漁船の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:41 UTC 版)
「能登半島沖不審船事件」の記事における「不審漁船の発見」の解説
海上自衛隊八戸航空基地から飛び立って海上を捜索していたP-3C対潜哨戒機が、翌3月23日6時42分、佐渡島西方18キロの日本領海内に「第一大西丸」と記された船を発見。9時25分、能登半島東方64キロに「第二大和丸」と記された船を発見した。 漁船にしてはアンテナが多い。 甲板上に漁具が見えない。 煙突の横から排煙が出る。 船名表記が簡単な手書き。 船尾に旗章を掲揚していない。 新潟沖なのにHG(兵庫県)で始まる漁船登録番号。 船尾の観音開き扉。 などの不審点があったことから、これらの船名を漁協に問い合わせたところ、第一大西丸は既に廃船、本物の第二大和丸は兵庫県沖で操業中である事が判明し、海上自衛隊による追跡が始まった。また、航空自衛隊が情報収集のため、三沢基地所属のE-2C早期警戒機を海域上空に派遣した。
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