不動産購入問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 06:03 UTC 版)
2007年1月時点で、現職国会議員の資金管理団体が不動産を取得しているケースは小沢以外に4件存在した。ただし、他の4件はいずれも建物を少数購入しているもので、都心の土地を大量に購入している小沢一郎の資金管理団体とはその点が異なる。 氏名所属詳細江田憲司 みんなの党 横浜市の105平方メートルの建物(840万円)を取得 遠藤利明 自民党 山形県上山市に99平方メートルの建物(30万円)を取得(寄付によるもの)。 町村信孝 自民党 北海道江別市に153平方メートルの建物(1000万円)で購入。 杉浦正健 自民党 愛知県岡崎市に215平方メートルの建物(1191万円)、愛知県西尾市に198平方メートルの建物(535万円)、計1726万円を取得。 2007年10月、「陸山会」は政治資金で購入したマンションの部屋をコンサルタント会社と財団法人に事務所として貸し、2002年から2006年の間に賃料計980万円を得ていることについて、政治資金の投機的運用を禁じる政治資金規正法に抵触するのではないかという報道がなされた。 小沢は違法性について強く否定する一方、不動産の売却を進めていく考えを表明した。 2007年に政治資金規正法が改正され、資金管理団体が新たに不動産を所有することが禁じられた。
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