上村占魚とは? わかりやすく解説

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上村占魚

上村占魚の俳句

あぢさゐの雨に女をたづねけり
すぐそこに来てゐる春や春を待つ
ねんごろに恋のいのちの髪洗ふ
わが家のけふの出来事金魚の死
天上に宴ありとや雪やまず
形なき子を連れあそぶ秋の山
春の水光琳模様ゑがきつつ
晩涼の闇にこころの魚放つ
本丸に立てば二の丸花の中
鯥五郎おどけ目玉をくるりんと
 

上村占魚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 03:09 UTC 版)

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上村 占魚(うえむら せんぎょ、1920年9月5日 - 1996年2月29日)は俳人随筆家熊本県人吉市生まれ。本名・武喜。東京美術学校卒。『ホトトギス』同人。松本たかしに師事。『みそさざい』主宰。

著書

  • 『鮎 上村占魚句集』笛発行所 1946
  • 『霧積 句集』的場書房 1955
  • 『壷中の殿堂』近藤書店 1958
  • 『一火 句集』竹頭社 1962
  • 『愚の一念』笛発行所 1965
  • 『遠い島はるかな岬』浪曼 1973
  • 『後塵を拝す』荒地出版社 1977
  • 『天上の宴 句集』東門書屋 1980
  • 『占魚三百六十五日』五月書房 1980
  • 『枯木に習う 随筆』パピエ企画 1980
  • 『占魚抄六百句』舷灯社 1981
  • 会津八一俳句私解』中央公論美術出版 1983
  • 『かのえさる 句集』舷灯社 1984
  • 『山旅抄 句集』紅書房(紅叢書) 1985
  • 『海旅抄 句集』紅書房(紅叢書) 1986
  • 高野素十俳句私解』紅書房 1986
  • 『黒髪抄 句集』紅書房(紅叢書) 1988
  • 『自問 句集』紅書房 1989
  • 『鑑賞徹底写生創意工夫』紅書房 1990
  • 『飲食抄 句集』紅書房(紅叢書) 1990
  • 『遊びをせんとや』紅書房 1991
  • 『上村占魚全句集』沖積舎 1991
  • 『放眼 句集』紅書房 1994
  • 『玄妙 句集』紅書房 1997
  • 『花神コレクション 上村占魚』花神社 1998
  • 『松本たかし俳句私解』紅書房 2002
  • 『占魚季語逍遥』紅書房 2006
  • 『占魚の世界 評論随想集』紅書房 2008
  • 『瓢箪から駒 随筆集』紅書房 2010

編著

  • 『吟行歳時記』(編)現出版 1978
  • 『松本たかしの世界』梅里書房(昭和俳句文学アルバム) 1989
  • 『現代俳句揮毫手帖 墨場必携』木耳社 1990

参考文献

  • 文藝年鑑1975

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