一般公開されている庭園、公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 01:17 UTC 版)
「ヴュルツブルク」の記事における「一般公開されている庭園、公園」の解説
リング公園は古い防衛施設(市壁)の跡で、フリーデンス橋からルートヴィヒ橋まで半円形に旧市街を取り囲む全長3.3km、幅最大240mの公園である。途中、中央駅やベルリン広場で中断され、中央墓地と境を接する。また、レジデンツとは高い壁で隔てられている。公園内の特徴的でエキゾチックな樹木にはドイツ語とラテン語の名札が付けられている。 宮廷庭園は、レジデンツの裏、旧稜堡(現在のリング公園)の前に位置する。この庭園は3段式のテラス式庭園で、ブナの木、アーケード、泉や花壇がある。東側のレジデンツ沿いにある稜堡跡には階段で上ることができる。アーケードの散策路が弓なりに庭の周りに延びている。 ノイミュンスター教会の回廊跡が遺るルーザムの小庭園は都会の真ん中にある小さな憩いのオアシスである。ここにはヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデも訪れたと考えられている。 ユリウス病院裏の庭園は患者の休養の場であるが、十分の一税倉庫の門を通って一般の人も入園することができる。この庭には古い立木がある。 旧マイン川とタラヴェーラの間のマイン左岸緑地帯は暑い夏の夕方には人気のスポットである。 マリエンベルク要塞の領主庭園は、かつては要塞の砲台であった場所で、このため市内の眺望が大変によい。この庭園はイタリアの「秘密の園」(giardini secreti) をモデルに造られた。 大学植物園には農園やエキゾチックな有用植物、様々な種類の樹木がある。 宮廷庭園 ルーザムの小庭園 マリエンベルク要塞の領主庭園
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