一等食堂車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 02:22 UTC 版)
9185形オイシ9185 - 9189鹿児島・長崎本線急行用として1910年に大宮工場で5両製造。 うち2両は1923年に二等寝台・和食堂合造車に改造されて9180形オロネワシ9180・9181となり、1925年には小倉工場で9210形ホロワシ9213・9214へ再改造され、その後称号変更でナロワシ9213・9214と改称された。その後、鋼製車の投入で19330形スユニ19333・19334へ格下げ改造されている。 残る3両はそのまま使用され続け、1924年の称号改正でナイシ9185 - 9189へ改称され、更に1928年の形式称号改正で17750形オイシ17750 - 17752に改称されたが、1928年に17751が廃車された。残る2両は1930年に一等室が格下げされてオロシ17750・17752となったが、これも 鋼製車(マイシ37900形等)に置き換えられ、17750は19100形スハニ19123へ格下げ改造されている。 9190形オイシ9190・91911917年に大井工場で2両製造され、九州で運用された。 1928年の形式称号改正で17750形オロシ17753・17754に改称されたが、1932年以降全車荷物車などに改造され形式消滅した。
※この「一等食堂車」の解説は、「鉄道院基本形客車」の解説の一部です。
「一等食堂車」を含む「鉄道院基本形客車」の記事については、「鉄道院基本形客車」の概要を参照ください。
- 一等食堂車のページへのリンク