ワールド仮説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 05:09 UTC 版)
DNAを遺伝情報保存、RNAを仲介として、タンパク質を発現とする流れであるセントラルドグマは、一部のウイルスの場合を除いて、全ての生物に当てはまる。1950年代から、化学進化後の最初の生命でこれら3つの物質のいずれが雛形となったのかが論じられてきた。そうした説の名称がDNAワールド仮説、RNAワールド仮説、プロテインワールド仮説である。 この3つの説を統一するような見解は得られておらず、情報の保存、触媒作用を争点にいまだ論争が絶えない。なお、これらの説を一部融合させたDNA-プロテインワールド仮説のような説も存在する。
※この「ワールド仮説」の解説は、「生命の起源」の解説の一部です。
「ワールド仮説」を含む「生命の起源」の記事については、「生命の起源」の概要を参照ください。
- ワールド仮説のページへのリンク