ロス海属領
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ロス海属領(ロスかいぞくりょう、英語: Ross Dependency)は、ニュージーランドが領有権を主張している南極ロス海周辺の地域である。南極点を頂点とし、東経160度から西経150度まで広がる扇形の地域で、北限は南緯60度である。ヴィクトリアランド、ロス棚氷、ロス島、バレニー諸島、スコット島、ルーズベルト島を含んでいる。
ニュージーランドは、この地域にスコット基地を設けている。1957年以降同地域の領有権を主張し、そのためにスコット基地で切手を発行していた。ただし、ニュージーランドの主張は国際的には認められていない。また、ニュージーランドも締約している南極条約によって、南極地域における領土主権、請求権は凍結されている。
ロス海属領
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「ニュージーランド王国」の記事における「ロス海属領」の解説
ニュージーランドは、南極のロス海属領についても、ニュージーランドの主権領域としている。1923年に、ニュージーランド総督(Governor-General)は、ロス海属領の知事(Governor)でもあることを官報告示している。ロス海属領にはアメリカ合衆国の運営するマクマード基地も位置しているが、米国はロス海属領に対するニュージーランドの主権を承認していない。また、属領内における主権の適用は、南極条約の規定により凍結されている。
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