ロジャー・ノリントン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 01:36 UTC 版)
ロジャー・ノリントン Roger Norrington |
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ロジャー・ノリントン
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基本情報 | |
出生名 | Roger Arthur Carver Norrington |
生誕 | 1934年3月16日 |
出身地 | ![]() |
死没 | 2025年7月18日(91歳没) |
学歴 | ケンブリッジ大学クレア・カレッジ 王立音楽大学 |
ジャンル | バロック音楽 古典派音楽 ロマン派音楽 ケント・オペラ |
職業 | 指揮者 音楽監督 歌手 |
担当楽器 | 歌 |

サー・ロジャー・アーサー・カーヴァー・ノリントン(Sir Roger Arthur Carver Norrington CBE, 1934年3月16日 - 2025年7月18日)は、イギリスの指揮者。時代楽器や時代様式を用いたバロック、古典派、ロマン派音楽の演奏で名を知られる。
人物・来歴
ノリントンは、ケンブリッジ大学クレア・カレッジで、そしてエイドリアン・ボールトらのもと王立音楽大学で学んだ。ノリントンは1960年代テノール歌手として働き、1962年にシュッツ合唱団(後にロンドン・シュッツ合唱団)を設立した。1969年から1984年にかけてケント・オペラの音楽監督だった。1978年にロンドン・クラシカル・プレイヤーズ(LCP)を設立し、シュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者になる1997年までLCPの指揮者をつとめた。その他多くの指揮者のポストに就いている。
ベートーヴェンの交響曲のメトロノーム指定に忠実に従うなど、ノリントンの速いテンポとノン・ヴィブラート奏法の使用、そしてそこから生まれるピュア・トーンは賞賛と批判の両方をもたらした。
2025年7月18日死去。91歳没[1]。
栄誉栄典
ノリントンは、1980年に大英帝国勲章、1990年に同コマンダー章、1997年にナイト・バチェラーに叙されている。
2021年11月、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとの演奏を最後に指揮活動から引退した。
脚注
- ^ “Sir Roger Norrington, conductor who championed period instruments and called vibrato a ‘modern drug’” (英語). The Telegraph. (2025年7月18日). ISSN 0307-1235 2025年7月19日閲覧。
外部リンク
- The Web KANZAKI - ノリントンについての豊富な情報
先代 |
ケント・オペラ音楽監督 1969年–1984年 |
次代 イヴァン・フィッシャー |
先代 - |
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ音楽監督 1978年–1997年 |
次代 - |
先代 - |
セントルークス管弦楽団首席指揮者 1990年–1994年 |
次代 チャールズ・マッケラス |
先代 シャーンドル・ヴェーグ |
カメラータ・ザルツブルク首席指揮者 1997年–2006年 |
次代 レオニダス・カヴァコス |
先代 ムハイ・タン |
チューリッヒ室内管弦楽団首席指揮者 2011年– |
次代 |
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