ロイヤル・アントワープFCとは? わかりやすく解説

ロイヤル・アントワープFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 05:44 UTC 版)

ロイヤル・アントワープFC
原語表記 Royal Antwerp Football Club
愛称 The Great Old
The Reds
クラブカラー 赤・白
創設年 1880年
所属リーグ ベルギー・ファースト・ディビジョンA
所属ディビジョン 1部
昨季リーグ順位 6位(2023-24)
ホームタウン アントウェルペン
ホームスタジアム
ボサイルスタディオン
収容人数 16,144[1]
監督 ジョナス・デ・ロック英語版
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ロイヤル・アントワープFCオランダ語: Royal Antwerp Football Club)は、ベルギーアントウェルペン(アントワープ)を本拠地とするサッカークラブである。

概要

ベルギーで最も歴史のあるサッカークラブで、世界各国の現存する最古のサッカークラブが名を連ねるクラブ・オブ・パイオニアーズ(en:Club of Pioneers)のメンバーである[2]

1992-93シーズンにはUEFAカップウィナーズカップで決勝に進出し、ウェンブリー・スタジアムで行われた決勝ではパルマFCに敗れた。これ以来、ベルギーのクラブが欧州カップ戦の決勝に出場したことはない。

イングランドFAプレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドFCと長期の提携関係にある。同クラブに所属している若手選手が経験を積むために、あるいは労働許可証を取得するまでの期間のためにアントワープへ期限付きで移籍してくることが多々あり、ダニー・ヒギンボザムジョン・オシェイ董方卓ジョニー・エヴァンズフレイザー・キャンベルなど25人以上にのぼる。

2022-23シーズン、リーグ戦で3位に入りプレーオフ進出。首位で迎えたヘンクとの最終戦、同時進行の他会場ではアントワープと得失点差で2位のサン=ジロワーズが4位クラブ・ブリュージュを1―0とリードして1935年以来の優勝に突き進んでいた。しかし、サン=ジロワーズは後半44分から失点を重ねて逆転を許し、ヘンクが瞬間的に首位に浮上。その中でアントワープは後半AT4分にDFアルデルヴェイレルトが約20メートルのミドル弾をゴール左上に突き刺して2―2の引き分けに持ち込み、土壇場で優勝を決めた。1957年以来、実に66年ぶり5度目の優勝だった[3]

タイトル

国内タイトル

国外タイトル

過去の成績

シーズン リーグ戦 プレーオフ ベルギーカップ 欧州カップ/その他
ディビジョン 順位
2015-16 ディビジョンB 32 18 8 6 52 20 62 3位 ベスト16
2016-17 28 13 10 5 40 26 49 3位 1位 6回戦敗退
2017-18 JPL 30 10 11 9 38 40 41 8位 ベスト16
2018-19 30 14 7 9 39 34 49 6位 4位 6回戦敗退
2019-20 29 15 8 6 49 32 53 4位 優勝 EL プレーオフ敗退
2020-21 34 18 6 10 57 48 60 2位 3位 7回戦敗退 EL
スーパー杯
ベスト32
決勝進出[注釈 1]
2021-22 34 19 6 9 55 38 63 4位 4位 6回戦敗退 EL GS敗退
2022-23 34 22 6 6 59 26 72 3位 優勝 優勝 ECL プレーオフ敗退
2023-24 30 14 10 6 55 27 52 3位 6位 準優勝 CL
スーパー杯
GS敗退
優勝
  1. ^ COVID-19流行のため中止
  • 2001-02 ジュピラー・リーグ 12位
  • 2002-03 ジュピラー・リーグ 16位
  • 2003-04 ジュピラー・リーグ 12位 降格
  • 2004-05 ベルギー・セカンドディビジョン 4位
  • 2005-06 ベルギー・セカンドディビジョン 7位
  • 2006-07 ベルギー・セカンドディビジョン 4位
  • 2007-08 ベルギー・セカンドディビジョン 5位
  • 2008-09 ベルギー・セカンドディビジョン 3位
  • 2009-10 ベルギー・セカンドディビジョン 8位
  • 2010-11 ベルギー・セカンドディビジョン 6位
  • 2011-12 ベルギー・セカンドディビジョン 10位
  • 2012-13 ベルギー・セカンドディビジョン 10位
  • 2013-14 ベルギー・セカンドディビジョン 7位
  • 2014-15 ベルギー・セカンドディビジョン 10位

欧州の成績

現所属メンバー

2024年8月22日現在[4]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ジャン・ブテ
2 DF コービー・コルバニー英語版
3 DF ビョルン・エンゲルス
4 MF ヤイロ・リーデヴァルト ()
5 DF アイルトン・コスタ英語版
6 DF デニス・オドイ ()
7 FW ジラノ・ケルク ()
9 MF チャロン・チェリー英語版 ()
10 FW ミシェル=アンジェ・バリクウィシャ ()
11 FW ヤコブ・オンドレイカ
14 FW アントニー・バレンシア
17 MF ピエール・ドゥモー英語版 ()
18 FW フィンチェント・ヤンセン
19 FW ビクター・ウドー英語版
No. Pos. 選手名
20 MF マハマド・ドゥンビアオランダ語版
22 MF ファルーク・アデカミ
23 DF トビー・アルデルヴェイレルト
25 DF イェレ・バタワール英語版
26 DF ローゼン・ボジノフ英語版
27 MF マンデラ・ケイタ
30 MF クリストファー・スコット英語版 ()
33 DF ゼノ・ファン・デン・ボッシュ英語版
41 GK マティス・ファン・ギルス ()
46 MF ミラン・スミッツオランダ語版
50 DF ラウリット・クラスニキ英語版 ()
75 DF アンドレアス・フェルシュトレーテン
81 GK ニールス・デファルケネール
91 GK センネ・ラメンス英語版

ローン移籍

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名

歴代監督

歴代所属選手

マンチェスター・ユナイテッドFCから期限付き移籍した選手

脚注

外部リンク


ロイヤル・アントワープFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 23:38 UTC 版)

三好康児」の記事における「ロイヤル・アントワープFC」の解説

2019年8月20日ベルギー1部のロイヤル・アントワープFCに期限付き移籍することが発表された。9月15日第7節アンデルレヒト戦で途中出場から移籍後ゴール決めた怪我影響リーグ戦14試合のみの出場となるが、2020年3月28日来季より期限付きから完全移籍加入することが発表された。 2020年10月2日第8節KVメヘレン戦で新シーズン先発を果たすと今季ゴール決めた10月23日UEFAヨーロッパリーグ開幕戦PFCルドゴレツ・ラズグラド戦ででELデビュー果たした

※この「ロイヤル・アントワープFC」の解説は、「三好康児」の解説の一部です。
「ロイヤル・アントワープFC」を含む「三好康児」の記事については、「三好康児」の概要を参照ください。

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