レグホーンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > レグホーンの意味・解説 

レグホーン【Leghorn】

読み方:れぐほーん

レグホン


レグホーン

名前 Leghorn

リヴォルノ

(レグホーン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 13:38 UTC 版)

リヴォルノ
Livorno
紋章
行政
イタリア
トスカーナ
県/大都市 リヴォルノ
CAP(郵便番号) 57100
市外局番 0586
ISTATコード 049009
識別コード E625
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 153186 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 1,471.5 人/km2
文化
住民の呼称 livornesi または labronici
守護聖人 サンタ・ジューリア・ダ・コルシカ
(santa Giulia)
祝祭日 5月22日
地理
座標 北緯43度33分 東経10度19分 / 北緯43.550度 東経10.317度 / 43.550; 10.317座標: 北緯43度33分 東経10度19分 / 北緯43.550度 東経10.317度 / 43.550; 10.317
標高 3 (0 - 462) [2] m
面積 104.10 [3] km2
リヴォルノの位置

リヴォルノ県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
テンプレートを表示

リヴォルノ: Livorno  発音[ヘルプ/ファイル])は、イタリア共和国トスカーナ州にある都市であり、人口約153,000人の基礎自治体コムーネ)。リヴォルノ県県都である。リグリア海に面する港町で、イタリア海軍の士官学校であるリヴォルノ海軍兵学校が校舎を置く。

特産のニワトリの品種レグホンは、この街の英語名(Leghorn:レガーン(英)/レグホーン(米))をローマ字読みしたことから来た。 イタリア国内では政治的に左派支持の都市とされ、1921年1月21日にリヴォルノでイタリア共産党が結成されている。

地理

位置・広がり

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のPIはピサ県所属を示す。

気候分類・地震分類

リヴォルノにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona D, 1408 GGである[4]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[5]

歴史

リヴォルノはイタリア・ルネサンスの間『理想都市』と定義づけられていた。今日、ヴェネツィアの一地区を誇張したような、運河が交差し、要塞化した市壁に囲まれ、通りがもつれる近隣住区の構造をとおしてその歴史が明らかになっている。メディチ家の港は、独特の、塔と市中心部へ向かう要塞から見下ろせるのである。建築家ベルナルド・ブオンタレンティイタリア語版(Bernardo Buontalenti)によって16世紀終わりに設計され、リヴォルノは17世紀終わりには広範囲にわたる都市計画の時代を耐え抜いた。 古い要塞の防御材近くに、市壁と可航状態の運河システムがともに建っている。

1580年代後半、トスカーナ大公フェルディナンド1世デ・メディチがリヴォルノをフランコ港(porto Franco)とし、ここを免税特区にして貿易をおこなった。レッジ・リヴォルニーネ(Leggi Livornine)は、1590年から1603年まで有効であった法律である。これらの法律は商人の貿易活動、信仰の自由、懺悔のための恩赦を助けた。この法律があったためにリヴォルノは多国籍都市となり、地中海全体でも重要港となった。多くの外国人、ユダヤ人アルメニア人ギリシャ人オランダ人イギリス人らが移住し、彼らは貿易を営んだ。一部のモリスコ(スペインで異端審問が盛んだった時代に、カトリックへの改宗を強制されたイスラーム教徒)が、18世紀の間にスペインから移住してきた。

ナポレオン戦争の間、リヴォルノは対イギリス貿易を禁止され、経済がひどく落ち込んだ。1868年、リヴォルノがイタリア王国に併合された後、伝統あるフランコ港の地位は失われ、都市の重要性は衰えた。

行政

分離集落

リヴォルノには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Castellaccio, Gorgona, Limoncino, Quercianella, Valle Benedetta

この街出身の著名人

スポーツ

姉妹都市

脚注

  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年4月27日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Toscana, Provincia:Livorno, Comune:Livorno を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Livorno (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月19日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Livorno (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月16日閲覧。
  4. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  5. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。

関連項目

外部リンク


「レグホーン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「レグホーン」の関連用語

レグホーンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



レグホーンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
原色大辞典原色大辞典
Copyright © 1997-2025 colordic.org All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリヴォルノ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS