ルンビニ釈尊生誕地聖域計画
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「ルンビニ」の記事における「ルンビニ釈尊生誕地聖域計画」の解説
釈迦の生誕地の周囲を聖地公園として整備する「ルンビニ釈尊生誕地聖域計画」が立案され、1978年に日本の建築家丹下健三がマスタープランを作成。現在もこの計画に基づき整備が進められている。この聖地公園整備計画は、国際連合の元事務総長であり自らも仏教徒であるウ・タント(ミャンマー)の提唱により開始され、仏教の広まっている国々からさまざまな寺院、仏塔などが建設されるも建設途中や造成中の建物、未整備な土地が多い。2011年にはネパールで首相を務めたプラチャンダがルンビニ開発国家指導委員会を設立して国連と中華人民共和国のアジア太平洋交流協力財団(英語版)の支援を受けてルンビニ特別開発区構想を推し進めた。聖域内には世界各国の国名を名乗る寺院が林立している。「中華寺」「ドイツ寺」「ミャンマー寺」などである。ただし、必ずしも、その国名が、国家または当該国の仏教界を代表している訳ではない。「日本寺・世界平和仏舎利塔」も存在するが、運営主体は日蓮宗系の日本山妙法寺大僧伽である。
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