リー・エンフィールド系とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > リー・エンフィールド系の意味・解説 

リー・エンフィールド系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 23:16 UTC 版)

ボルトアクション方式」の記事における「リー・エンフィールド系」の解説

イギリス開発され系列で、1888年リー・メトフォードで初採用されリー・エンフィールド代表例として広まった技術的特徴コッキングコックオン・クロージング方式採用しており、ボルトハンドルとボルト本体一体化されているが、ボルトヘッドのみが脱着式の別部となっており、ボルトヘッドは開閉操作時には常に同じ方向向いたまま回転しないことが特色である。この方式はロッキングラグをボルトフェイス側に設けることが出来ずボルト本体後方配置する必要があるため、ボルトハンドル直前2つのロッキングラグを持つ。可動式のボルトヘッドは射撃重ねていく内に少しずつガタ隙間大きくなってくるため、必要に応じてボルトヘッドのみを交換して再調整を行う必要があるが、実包薬量変更に伴い薬莢の長さ短くなった場合も、ボルトヘッドのみを交換することでヘッドスペースの変更比較簡単に行え利点がある。また、薬室側にラグ噛合部を切る必要のあるモーゼル系比較して製造コスト安く済み薬室内にボルト入り込む設計にしなくて良いボルト移動距離も短いため、マッドミニット(気が狂った1分)とも形容される程の速射性誇っていた。この構造イギリス以外ではフランスMAS 36小銃にも採用されていた。

※この「リー・エンフィールド系」の解説は、「ボルトアクション方式」の解説の一部です。
「リー・エンフィールド系」を含む「ボルトアクション方式」の記事については、「ボルトアクション方式」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「リー・エンフィールド系」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リー・エンフィールド系」の関連用語

リー・エンフィールド系のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リー・エンフィールド系のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのボルトアクション方式 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS