コックオン・クロージング方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 23:16 UTC 版)
「ボルトアクション方式」の記事における「コックオン・クロージング方式」の解説
ボルトハンドルを後方に引いた時に撃針と逆鈎(シアー)が噛み合い、前方に押す(戻す)過程で撃針ばねにテンションが掛かってコッキングされる。ボルトハンドルを起こす力がコックオン・オープニング方式に比べて小さくて済むが、閉鎖時にコッキングが行われる分、閉鎖時のボルトの動作に若干スムーズさが欠ける傾向がある。逆鈎と撃針の位置関係により、ボルトハンドルを起こしてから後方に引く(薬室を開放する)時にコッキングが完了する方式と、(引いた後で)前方に押す(戻す)時にコッキングされる方式に分類される。ボルトアクションの元祖であるドライゼ銃は後者の方式で、近代的な軍用銃ではリー・エンフィールドが代表例である。
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