リー・エンチとは? わかりやすく解説

リー・エンチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/28 04:48 UTC 版)

リー・エンチ李 恩至1974年11月30日 - )は、台湾のプロロッククライマー台湾台北市生まれ。身長173cm 体重60kg。

人物

2011年現在、彼自身のウェブサイトで公開するプロフィールによればジムインストラクタースタントマン等で生計を立てているとのこと、またパルクールにも精通しており台湾のテレビ番組でパルクールでスタジオに向かうというパフォーマンスを行ったこともある。

2020年時点でトレーニングジムのオーナーである[1]

SASUKEでの戦歴

大会ごとの戦歴

第17回大会~第22回大会

第17回に台湾予選を1位で通過し初出場。1stステージを3.43秒残しでクリア[2]。2ndステージではメタルスピンでリタイア(ゼッケン92)。

第18回は1stの新第4エリア・ジャンピングスパイダーでリタイア。競技後のインタビューでは「この前とは全然違う」と口にした(ゼッケン26)。

第19・20回は欠場。

第21回はゼッケン49番で出場し48人連続1stリタイアの中、4.06秒残しで1人目のクリア者となった[2]。2ndでは初出場時に屈したメタルスピンを攻略するも、サーモンラダーで時間を費やしたことが響き、最終エリア・ウォールリフティングの3枚目でタイムアップ。

第22回は1stを難なく突破。上半身強化に取り組んで挑んだ2ndではサーモンラダーを前回とは打って変わって素早くクリアし、20秒以上のタイムを残して初のクリア。初挑戦の3rdステージでは新クリフハンガーでリタイア(ゼッケン79)[2]

第23回大会~第26回大会

第23回は1stを3.36秒残しでクリアするも、2ndではメタルスピンでまさかのリタイア。インタビューでは「自分でも信じられないよ」とコメントを残した(ゼッケン95)。

第24回は1st・2ndを突破。3rdでは前々回屈した新クリフハンガーにリベンジを果たし、スパイダーフリップでは反対側の板に飛び移る際に、予め身体を反転させ正面に飛び込むというセオリーとは異なる手法で攻略。最終エリア・グライディングリングをクリアし、初の3rdクリア[2]。第8回のヨルダン・ヨブチェフ以来となる外国勢のファイナリスト、さらに第1回の楊崇以来の中国系選手のファイナリストになった。FINALステージに進出するも、疲労がたまって本領を発揮できずリタイア(ゼッケン92)[2]

第25回はスタート順を抽選で決め、ゼッケン80番での出場。1st・2ndをクリアし、大リニューアルが施された3rdではアルティメットクリフハンガーの3本目の突起に届かずリタイアとなり、橋本亘司と並んで初の最優秀成績者となった。

第26回は、1stのハーフパイプアタックで1度着地に失敗し、直後のそり立つ壁でも1度失敗し2度目で成功。最後はタイムとの闘いで1.32秒残しでクリア。3rdではアルティメットクリフハンガーの4本目まで到達し、5本目の15cmの突起への飛び移りに失敗しリタイア。2大会続けて最優秀成績となった(ゼッケン95)。

第27回大会~第30回大会

第27回は1stのスタートエリア・ステップスライダーで脚が着水(ゼッケン97)。

第28回は1stの第3エリア・スピンブリッジでリタイアを喫し、初の2大会連続1stリタイアとなった(ゼッケン83)。

第29回は1stをクリアし、2ndではバックストリームをクリアするも、パッシングウォールの1枚目でタイムアップ(ゼッケン56)。

第30回は1stをクリア。2ndをギリギリのタイムでクリア。3rdではクレイジークリフハンガーでリタイア(ゼッケン2990)。今大会を最後に出場が途絶えている。

大会別成績

大会 ゼッケン STAGE 記録   備考 
第17回大会 92 2nd メタルスピン 掴み失敗
第18回大会 26 1st ジャンピングスパイダー 張り付き失敗
第21回大会 49 2nd ウォールリフティング 3枚目手前でタイムアップ
第22回大会 79 3rd 新クリフハンガー 2→3本目
第23回大会 94 2nd メタルスピン 掴み失敗
第24回大会 92 FINAL Gロープ 残り約4m
第25回大会 80 3rd アルティメットクリフハンガー 2→3本目、最優秀成績
第26回大会 95 4→5本目、最優秀成績
第27回大会 97 1st ステップスライダー 脚が着水
第28回大会 83 スピンブリッジ 3→4個目
第29回大会 56 2nd パッシングウォール タイムアップ
第30回大会 2990 3rd クレイジークリフハンガー 3→4本目

通算成績

出場数 2nd進出 3rd進出 FINAL進出 最優秀成績
12回 9回 5回 1回 2回
  • 2022年 第40回大会終了時点

脚注

  1. ^ 森本裕介【サスケくん】SASUKE [@sasukemorimoto] (2020年1月24日). "SASUKE第24回大会ファイナリスト、リーエンチさん✨45歳になった今もトレーニングジムのオーナーとして健在です💪". X(旧Twitter)より2020年1月24日閲覧
  2. ^ a b c d e SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】SASUKEチャンネル (2023-09-23), 『最強外国人列伝』台湾の英雄リー・エンチが辿り着いた境地とは?, https://www.youtube.com/watch?v=UDA7kZe47H8 2024年12月26日閲覧。 

外部リンク


リー・エンチ(出場12回プロロッククライマー→スポーツトレーナー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:39 UTC 版)

SASUKE」の記事における「リー・エンチ(出場12回プロロッククライマー→スポーツトレーナー)」の解説

第17回初出場。「台湾英雄」のキャッチフレーズを持つ。第24回大会ファイナリストとなった詳細個人ページ参照

※この「リー・エンチ(出場12回プロロッククライマー→スポーツトレーナー)」の解説は、「SASUKE」の解説の一部です。
「リー・エンチ(出場12回プロロッククライマー→スポーツトレーナー)」を含む「SASUKE」の記事については、「SASUKE」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「リー・エンチ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リー・エンチ」の関連用語

リー・エンチのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リー・エンチのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリー・エンチ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのSASUKE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS