リュコメーデースの娘とは? わかりやすく解説

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リュコメーデースの娘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 09:40 UTC 版)

デーイダメイア」の記事における「リュコメーデースの娘」の解説

このデーイダメイアは、スキューロス島の王リュコメーデースの娘である。トロイア戦争英雄アキレウスとの間に、ピュロスネオプトレモス)を生んだ神話によると、アキレウス予言者カルカースによってトローイア攻略必要不可欠人物であると予言されたため、テティスアキレウスの死予見し、まだ子供だった息子スキューロス島に連れて行きリュコメーデース預けたリュコメーデースアキレウス金髪美し少年だったので、女装をさせて王宮内にかくまい、自分娘たちとともに養育した。デーイダメイアアキレウス出会ったのはこの時である。やがて2人愛し合うようになり、アキレウストロイア戦争参加することが決まったときには2人の間に1子ピュロス生まれていた。この子供が後のネオプトレモスである。 のちにアキレウストロイア戦争戦死するアキレウス戦死知らせスキューロス島もたらされたときのデーイダメイア悲しみは深いものであったネオプトレモスギリシア軍使者ディオメーデースオデュッセウス参戦要請即答応じたが、デーイダメイアを悲しませまいとしそのこと伝えなかった。しかしデーイダメイアオデュッセウスディオメーデースがかつてアキレウス戦場に連れ去り死に至らしめるきっかけ作った男たちであることを覚えていて、彼らがスキューロス島に来た目的ネオプトレモスにあることを理解していた。デーイダメイアは夜が明けと息子に戦場行かないように泣きすがったが、ネオプトレモス意志変えることは出来なかった。 戦後デーイダメイアネオプトレモスとともにモロシアーに移住したヘレノスの妻になったという。

※この「リュコメーデースの娘」の解説は、「デーイダメイア」の解説の一部です。
「リュコメーデースの娘」を含む「デーイダメイア」の記事については、「デーイダメイア」の概要を参照ください。

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