リフライディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:34 UTC 版)
作中世界のいたる所で絶大な人気を誇る、空中で行うサーフィン。リフティング用の道具リフボードに乗り、空気中のトラパーを捉えることで滑空する。見た目はサーフィンというよりスケボーのストリートスタイルに近い。作中では略して“リフティング”と呼ばれ(更に短縮して“リフ”と呼ばれることもある)、リフティングをする人を“リフボーダー”、リフティングすることを“リフる”と言う。 うまくトラパーの“波”に乗れば高度数百メートルにまでも上昇が可能で、文字通り“空を飛ぶ”ことも出来る。裏を返せばトラパーの波が読めなければ乗れないため、自由自在に乗りこなせるようになるにはかなりの練習を積まなければならない。トラパーがあれば地形に関係なくどこでも可能だが、これは即ち空中で万が一バランスを崩せば地面に叩きつけられることを意味する(つまり高度によっては命を落としかねない危険性も併せ持つ)。しかしその危険性がさらなる欲求をかきたてるとしてリフティングに没頭する者も多い。トラパー濃度の濃い地域ではリフティングの大会も開催されており、各地で活躍するプロのリフボーダーの存在も人気に一役買っている。 リフボードはサーフボードと同じくショートボード・ロングボードがあるが、ウィールが存在するなど形状はスケートボードに近い。特に精密な道具という訳ではなく、表面に貼り付けられた「リフレクションフィルム」(揚力獲得)と「ウィール」(重心制御)の出来が大きく影響するため、個人でこれを製作する人もいる。ただし、基本的にボーダーはボードの製作者(シェイパー)が製作したボードを購入するのが大半であり、人気モデルは発表されるたびに予約が殺到する。
※この「リフライディング」の解説は、「エウレカセブン」の解説の一部です。
「リフライディング」を含む「エウレカセブン」の記事については、「エウレカセブン」の概要を参照ください。
- リフライディングのページへのリンク