リビジョン管理システムの統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 03:20 UTC 版)
「Mantis Bug Tracker」の記事における「リビジョン管理システムの統合」の解説
1.2.0より前のバージョンのMantisBTではCVSリビジョン管理システムとの限定的な統合が可能であった。MantisBT 1.2.0にプラグイン機能が導入されたことにより、リビジョン管理の統合がJohn ReeseによってSourceIntegrationプラグインで再開発された。 SourceIntegrationプラグインの初期リリースでは、GitHub、GitWeb、SourceForge、およびWebSVNがサポートされていた。時間の経過とともに2つの追加モジュールが追加され、2013年11月の時点で以下のリビジョン管理ツールとWebベースのプロバイダーでソース統合がサポートされている。 cgit:Cで記述されたGitリポジトリのWebインターフェイス GitHub:Gitリポジトリをホストするオープンソースのソフトウェアホスティングサービス Gitweb:Gitリポジトリ用のフリーかつオープンソースのWebインターフェイス HgWeb:Mercurialリポジトリ用のcgiWebフロントエンド SourceForge(Subversion統合のみ):様々なタイプのソフトウェアリポジトリをホストするオープンソースのソフトウェアホスティングサービス WebSVN:Subversionリポジトリ用のフリーかつオープンソースのWebインターフェイス RhodeCode(英語版):Mercurial、Git、SubversionリポジトリへのオープンソースのWebインターフェース チェンジセット(英語版)をソースコードリポジトリにコミットすると、GitまたはSubversion内のコミット後フックを構成して、リポジトリに変更が加えられたことをMantisBTに自動的に通知できる。GitHubはソースコードリポジトリへの変更をMantisBTインストールにリモートで通知することもできる。MantisBTをWebベースのソースコードホスティングプロバイダーと統合するために使用される別の手法としてcronなどのジョブスケジューラを使用してリポジトリへの変更を数分ごとに手動でチェックし、変更をMantisBTにレポートする方法がある。 SourceIntegrationを使用すると、チェンジセットメッセージに「Fixes#12345」などの正規表現を使用して構成可能な特別な文字列が含まれている場合にMantisBT内の問題を自動的に解決できる。これによりチェンジセットとMantisBTに登録された対応する問題との間にリレーションシップを自動的に作成することもできる。複数の問題IDを単一のチェンジセットメッセージで指定できるが、チェンジセットに単一の明確で論理的な目的がないことを示しているため一般的に推奨されない。
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