リバ原あき事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/09 17:25 UTC 版)
「アイル (ゲームブランド)」の記事における「リバ原あき事件」の解説
2005年8月、アイル所属のディレクター・原画家のリバ原あき(川原亮俊)がファイル共有ソフト「Winny」を使用したことにより暴露ウイルス「Antinny」に感染し、様々な情報が流出した。その中には次回作の企画書や、Winnyでゲームやアニメなど多数のソフトを不法に入手していた痕跡、匿名掲示板「2ちゃんねる」への専用ブラウザによる書き込み履歴などが含まれていた。特に書き込み履歴には、リバ原が匿名の第三者を装って自社や同僚や取引先などを痛烈に批判した書き込み(誹謗中傷・名誉毀損に類する物を多数含む)、自身の作品『脅迫2』を第三者を装って宣伝するといったステルスマーケティング行為、自身の作品『真・瑠璃色の雪』に出演した女性声優の表名義を故意に暴露した内容(契約時の秘匿義務違反)などが残されていた。 リバ原自身は、同社HPのスタッフ日記「電脳報告書」にて同年8月1日付けで謝罪したほか、アダルトゲーム専門誌『PC Angel』 2006年06月号掲載のコラムに謝罪文を掲載した。処分後の動向としては、2007年4月に発売の『凌母 -Maternity Insult-』にて原画家リバ原あきとして復帰している。
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